葬式と告別式の違いはなんだろう

一般的に葬式というと通夜、葬儀、告別式の三つを含みます。

このうち葬儀は、故人を弔う儀式で宗教や宗派によって形式は異なりますが、故人をあの世へ送り冥福を祈るものです。告別式は文字通り故人に別れを告げる儀式で、葬儀の後に行われ親族や友人、知人などの会葬者と故人との最後のお別れとなります。葬式は宗教的な儀式、告別式は無宗教的な儀式といえます。一般的な葬式では、通夜の翌日に葬儀と告別式が合わせて行われます。

斎場で行われる場合、葬儀並びに告別式を執り行います。というアナウンスがなされることが多く、一つの流れの中で行われますので区別がつけにくいですが、仏式の場合では僧侶の読経、引導、親族の焼香までが葬儀、一般会葬者の焼香から出棺までが告別式と考えられています。告別式では弔辞が読まれたり弔電の披露があったりします。故人が有名人の場合、近親者のみで葬儀を行い後日改めてお別れの会として、一般会葬者のための告別式を行うこともあります。日本で最初の告別式は、中江兆民の葬儀といわれています。

中江兆民は1901年に亡くなりましたが、遺言によって宗教的な葬儀は行われず、そのまま火葬にされました。そこでその死を悼む人たちによって、埋葬地の青山墓地において無宗教の儀式が行われました。これが日本で行われた、最初の告別式とされています。葬儀は故人をあの世へ送る儀式。告別式は故人に別れを告げる儀式と、覚えておきましょう。

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