現代の葬式に関する考察

かつての日本では、多くの家庭で盛大に葬儀を執り行うのが一般的でした。

親戚、友人、知人すべてに訃報を伝え、皆が参列し豪華に最後の別れをするものでした。棺や祭壇には豪華に花を添え、また霊柩車なども宮大工が時間と手間暇をかけて木を彫って作った宮型と言う霊柩車で火葬場に運ぶのが一般的でした。しかし現代では宮型霊柩車も影を潜め、極力地味で目立たないリムジンで棺を運ぶことが主流になっています。葬式のスタイルも同様に、一般葬ではなく直葬、家族葬が年々人気になっています。

現代はデフレ傾向であり、極力葬式の費用も抑えたい、抑えざるを得ない人が増えています。直葬とは通夜、告別式を割愛し、火葬する前に僧侶や家族だけが焼香し読経するだけのスタイルを指します。きわめてシンプルなスタイルであるものの、東京都の五分の一の人が直葬スタイルを希望していると言われています。費用相場も15万円前後と最も安いのが特徴的です。また家族葬なども首都圏を中心に非常に人気の高い葬式になっています。

通夜告別式はあるものの、参列者がごく近い家族に限定されます。そのため家族葬は10名未満の小さな葬式という事ができます。小規模でさみしい感じがしますが、かえって故人としっかり向き合ってお別れができ充実した葬式になります。家族葬の費用も一般葬よりはるかに安くなっています。相場は一般葬の三分の一程度であり30万円から50万円程度とされています。

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